The Young Gods - L'Eau Rouge

L'Eau Rouge

L'Eau Rouge

ノー・ギタリスト、ノー・ベーシストで有名な(といってもレコードだけを聴いている限りでは言われなきゃ全く気が付かないレベル)スイスのインダストリアル・バンドの2nd。オリジナル盤は1989年。
フィータスのようなオーケストラ・インダストリアルがあったり、ハードなギター(といってもサンプリング)がギュンギュン炸裂する硬派なインダストリアル・メタルがあったりするのだが、どこか素朴というかすっ呆けているというかなんとも同時代のインダストリアル・バンドとは違った雰囲気を醸し出しているアルバム。
ハードなサンプリング・ギターと硬質なインダストリアル・ビートがカッコいい2曲目と10曲目、レヴォルティング・コックスっぽいファンキーなベース(これもサンプリング)ラインがカッコいい9曲目が素晴らしい。