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Apollo Choco

Apollo Choco

3rd。2ndに引き続きプロデューサーはダブ・マスターことAdrian Sherwood+彼ら自身。
ダブダブ、レゲエレゲエしていた2ndよりもぐっとロックっぽくなった感じ。軽快なテンポのブレイクビーツ調の打ち込み(このバンド、ドラマーがいるらしいのだけど、このアルバムを聴く限りでは打ち込みっぽいなぁ)の上をダブ処理されたシンセにピアノ、歪んだロッキンなギターとうねるベース、ラガなヴォーカルが疾走するというとても疾走感にあふれたダブ・アルバム。でも実験的な音響/エレクトロニカ・ダブもあったりして緩急をつけている。またロックっぽくなったせいかインダストリアル・ロック、EBMに聴こえる瞬間もあったりする。音の酩酊感では前作に劣るけどシャブいダブもまた趣深い。
アッパーでアシッドなロッキン・ダブ。レースゲームをしながら聴くとトリップ出来るかもしれない。