Revolting Cocks - Linger Ficken' Good...

Linger Ficken Good

Linger Ficken Good

MinistryのAl Jourgensen、Paul Barker、ベルギーのLuc Van Acker、FinitribeのChris Connelyから成るインダストリアル/EBMバンドの3rd。
詩篇69」の成功によってスラッシュ・メタルに接近していたMinistryですが、このRevolting Cocksではどこ吹く風といった感じでミドルテンポ主体だが腰の据わったEBMを披露。とはいっても初期の頃のようなべたべたなEBMではなく当時の流れであるインダストリアル・ロックを取り込んだEBMとなっている。2ndのような疾走感にあふれたボディは聴かれなくなったが、ズシッとくるビート、ブーンブーンと重低音を弾き出すベース等、過去作のどの作品よりも音の厚みや重みが増している。最後の曲は何故かFoetus風なジャジーなEBM。腰の据わったズシッとくるエレクトロニック・ボディ・ビートの上を反復するファンキーなギターとこれまたファンキーでヘヴィなベース、だみ声ヴォーカルが絡む。
EBM好きは必聴。