De/Vision - Monosex

Monosex

Monosex

ドイツのシンセ・ポップグループの4th。
もろDepeche Mode。同時期のDepeche Modeの「Ultra」と「Violator」を足したような音。ヴォーカルもMartin L. GoreとDavid Gahanを足したような声質でDepeche Modeファンである自分にはたまらん。Depeche Modeの「Ultra」で試みた哀愁シンセ・ポップとトリップ・ホップの融合をこのアルバムもしてたり、テクノやジャーマン・トランスを通過したその後のフューチャー・ポップに通じるようなもの(勿論哀愁成分たっぷり)もあって、これが80年代とは違った90年代以降の新しいシンセ・ポップを形作っている。だから最初は80年代成分が少なめで物足りないなぁと感じてたんですが、聴いていくうちにハマってきて、「そうかDepecheの「Ultra」と同じじゃないか!これが90年代のシンセ・ポップなんだ」と一人興奮。
しかし、このアルバムを聴くにつれてDepeche Modeというバンドは偉大で凄いことをやってきたんだなぁと感じさせる。また前述したように90年代のDepeche Modeの再発見(これがこのアルバムで感じた最大の発見)もあり、またまた偉大だなぁと思ったり。
90年代のDepeche Mode好きは買え。以上。