Void Kampf - Severe Mais Juste

Severe Mais Juste

Severe Mais Juste

フランスのEBMグループの1st。自主制作盤では、3枚ほどアルバムをリリースしているそうなんですが、レーベル契約での正式なリリースとしては初めてとなるアルバムだそうで。
汗滴るガチなEBM。なんでこんな蒸し暑い時期に紹介するのかと、お思いの方もいらっしゃるでしょうが、暑い時には松尾象山のように「いい汗かいた…」と言って、雲ひとつ無い快晴の中を駆けていくのがボディを愛するものの法律だ。
というわけで改めて紹介します。ボディ・ビートの上を渦巻くシンセベースが絡み、吼えるヴォーカル。良くも悪くもオールドスクールEBM。それはDAFや最初期のNitzer Ebbを思い起こさせるEBM。でも他のオールドスクールEBM勢(SpetsnazやOrange Sector等)に比べるとちょっと稚拙なところが目立つんだよなぁ。後楽曲も幅狭い感じ。そこが惜しいところ。まあ稚拙なところを含めて味といえば味なんですけどね。どうしても(他のオールドスクールEBM勢と)比べちゃうとね。どうも完成度が低いというか。またRemix陣には、Signal Aout 42、まだいたんかなSteril、新進気鋭のAutodafeh、Darkmen、K-Bereitと、EBM派が大集結してる。まあこれについてはノーコメント(べ、別に良くないとかそんなんじゃないんだからねっ!)
稚拙だが肉体身一つで機械に挑む正に「ボディ対マシーンの戦いだぞ!」なボディ。SpetsnazやOrange Sector好きは要チェックやで!