Renegade Soundwave - Soundclash
- アーティスト: Renegade Soundwave
- 出版社/メーカー: Mute U.S.
- 発売日: 1991/04/09
- メディア: CD
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80年代後半から90年代前半のイギリス、アメリカにはアシッド・ハウス、ヒップホップ、EBM、といった音楽が台頭しそこから、それらのジャンルをまたぐようなバンド、グループが出てきた。それらを代表するものとしてMeat Beat Manifesto、Pop Will Eat Itself、Tackhead、Consolidated、Greater Than One等がそうだ。で話を戻すようで戻さないが本エントリーで紹介しているRenegade Soundwaveも前述したバンド、グループの中に当てはまる。また(これは意図して挙げたのだが)先述したバンド達に当てはまるのはインダストリアル/EBM色が強いところだろう(だからあえてBomb the BassやColdcutなどは除外した)。
サンプリングはヒップホップ的な使い方、上ものはアシッドハウス、ベースはダブ、だがビートとノイズはインダストリアル/EBMなのだ。性急で叩きつけるようなビートで、もろボディの範疇にあると考えてよいだろう。それとこれまで挙げたバンドの中でRenegade Soundwaveが特異な点はダブの扱い方だろう。彼らはMinistryやPankowのようにAdrian Sherwoodの力を借りて混ぜたものとは違った手法でダブをボディ、ヒップホップに混ぜてしまっている。この「混ぜるな危険」な危ない混ぜ方は思いっきり刺激的で癖になる(この路線は2ndで爆発。いつか紹介したい)。
ダブ、ヒップホップ、ボディ、アシッドハウス全てがここに。これらのジャンルが好きな向きは要チェックやで!