Liaisons Dangereuses - Liaisons Dangereuses
- アーティスト: Liaisons Dangereuses
- 出版社/メーカー: Hit Thing Germany
- 発売日: 2004/01/01
- メディア: CD
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所謂Neue Deutsche Welleなんですが、このグループ、DAF、Die Krupps等と共に後のエレクトロニック・ボディ・ミュージックに計り知れない影響を与えてます(テクノ側面でも影響(例えばJuan Atkinsがサンプリングしてたり)をあたえているんですがここではボディの観点から紹介してみる)。DAFほどグルーヴ感はないがそれに肉迫する打ち込みボディ・ビートの上を野太いシンセ・ベース、ダークで妖しいシンセが絡み、だみ声で吼えるヴォーカル。特に2曲目のシンセ・ベースの音はボディの基礎を作ったような……。1981年の段階で完全に後のエレクトロニック・ボディ・ミュージックのスタイルを作ったと思える。異常。当時はどう受け入れられていたのか興味ある。あまりにも先行し過ぎている(だからこの一枚で終わったのかもなぁ)。また前述したダークで妖しい雰囲気のシンセ・メロディは80年代後半のDepeche Modeにも影響を与えていると思うし、果てはダーク・エレクトロの連中にも影響を与えていると考えている。
ボディの基礎を作ったアルバム。これを聴いてからボディを語りましょう。