Final Cut - Atonement 2

Atonement V2

Jeff Millsがいたことで有名なアメリカのインダストリアル・バンドの3rdのヴァージョン2.0。
ということはヴァージョン1.0が存在するのですが、自分は聴いたことがありません（でもいつか入手するつもり）。このバンドは1st（詳しくは昨日のエントリを参照）、2ndと聴いてきたんですが、ころころとスタイルを変えてきている。他のアルバムについてはいつか紹介するので置いといて、このアルバムはブレイクビーツ色が強いというか。Applo 440がインダストリアルをやっているような感じ。当時のビックビートやデジタル・ロックと共振するところがある。でもビックビートやデジタル・ロックと一緒にすると漏れがある。シンセの音色やノイズを取り入れたりしてやっぱりインダストリアルバンドだということに気づかされる。あえて似たようなバンドを挙げるとすれば、Hate Dept.に近いかもしれない。またJeff Millsがいただけあって、黒人音楽、ダブやヒップホップの影響も感じられる。それが当時（90年代後半）に流行ったポスト・インダストリアル勢とは違った趣を魅せてくれる。
当時流行していたブレイクビーツをインダストリアルの中に取り入れた意欲的なアルバム。一聴の価値あり。
今回は音源無し……と言いたいとこだが、アップローダにアップした。
http://upload.jpn.ph/1gb/bin/bin1973.zip.html
聴きたい人は落としてみてください。パスはfinalcut。
明日の夕方に消します。
追記：消しました。