KMFDM - WTF?!

Wtf?!

Wtf?!

ドイツのインダストリアル・バンドの16th。
梅雨の中休み蒸し暑い夕方放課後、明久(以下CV:下野紘)は秀吉(以下CV:加藤英美里)の家に寄っていた。姉はまだ帰ってきていない。明久は秀吉の部屋の窓際に、秀吉は対面に座っていた。
明久「ねぇ、Die KruppsとKMFDMの違いってどこかなぁ?」
秀吉「唐突じゃな。同じドイツでインダストリアル・メタルと言えばそうじゃが、う〜んクルップスはDAFをルーツに持つと思うのじゃが、KMFDMはちょっとちがうのぉ」
明久「あーDAFね。クルップスは縦ノリパンクだもんねぇ。でも両方ともジャーマン・ニューウェイヴから受けてると思うけど、KMFDMはKraftwerkの影響が濃くないかなぁ?」
秀吉「Kraftwerkはアメリカでは黒人に受けたし、そうじゃのう、黒人音楽の色も見えるし、じゃが一番大きいのはレゲエじゃないかのう
明久「そうだよ!初期の2〜3作目なんてAdrian Sherwoodプロデュースだし、Tackheadみたいだったしね一方クルップスはどこまでいってもハードロックで白いよね」
秀吉「そうじゃな。ここでまとめると黒人音楽の有無と」
明久「ずいぶん強引にまとめたねぇ。それで今かかってる新作はどうかなぁ?」
秀吉「WwiiiAdiosを足したような感じじゃな」
明久「メタル回帰でテクノと融合そういえばさMy Life With the Thrill Kill Kultの「Death Threat」にも似てない?」
秀吉「ああ、そうじゃな、Tackheadの3rdのようなインダストリアル・ブラック・ロックっぽさもあるし、でももっとこれはあれより硬質じゃろ」
明久「そうだね。で、さっきの話と繋がってない?」
秀吉「おお、そうじゃそうじゃ。明久、お主今日熱でもあるのか?
明久「へへん、じゃあ結論としては前作よりメタルに回帰しながらもテクノも忘れず、相変わらず黒人音楽っぽさもあると」
秀吉「まぁ、そんなとこじゃろな、お薦めじゃ」
明久「うん!ぼくもお薦め」