Ministry - Power Department


1990年2月13日アメリカ合衆国ネブラスカ州はオハマで行われたライブを収録したプライベート盤。
去年の年末新宿のディスクユニオンで開催されたインダストリアルセールで見つけた一枚(もう一回やってくれユニオン)。
プライベート盤とは調べたところ自主制作盤を指すものらしいのですが、音質が結構いいので、バンド側が録音してた奴が流出したかさせたかというところだと思われる。
絶好調時を示すライブ盤。とにかく勢いが凄まじいし自由な雰囲気がたまらん。誰が何を担当し何をつかったかという情報はいっさいないのですが、この時期のライブ映像を観ると、金網、シンセ、トリプルギターにメタルパーカッション、エレクトロニック・ドラムという構成なのでこのライブ盤もそうでしょう。この頃はまだスラッシュ・メタル色は薄く、ボディとメタルを行き来しているような感じ。Skinny Puppy、Pailhead、Revcoの曲を演奏している。また原曲も崩さず結構忠実。打ち込みとギター、ノイジーなシンセが渾然一体となった展開は時に原曲以上の魅力を感じる。ちょくしょう!この頃のライブを経験したかった。特に11分もあるSo WhatはOn-U+メタル+ボディの3身合体で憤死。あと何曲かSkinny Puppyのオーガさんがヴォーカルで参加してるみたいです。
90年代インダストリアルの歴史を知るにはサイコーな一枚。(主に西新宿界隈で)見つけたら即買いだ。