Coptic Rain - Dies Irae

Dies Irae

Dies Irae

スロベニアのインダストリアル・メタル/ダークウェイヴ/ゴスバンドの1st。
Land of Rape & Honey」の頃のMinistryとDie Kruppsが混ざったような。冷たい無機質なシンセ、ギター、サンプリングとテクノロジーを駆使したハードロック=ボディシーケンスから成る。アシッドなシンセベースはDie Kruppsを思わせるし、ひたすらな無機質さはMinistryだ。良いとこどりな側面もあるけど、当時のKMFDMやCircle of Dustよりも完成度は高い。まぁちょっとインダストリアル・メタルからは離れるような気もするけど。やっぱりハードロック=ボディが抜けないというか。だからDie Kruppsと3rdのMinistryを挙げてみた。あとDynamicaらしいバンドというか、カタログを網羅したわけじゃないがこのアルバムと同様の90年代のエレクトロニック・ボディ・メタルやテクノ・メタルはこのレーベルが一手に引き受けていた。
いいよねーテクノ・メタル(自分が今作ったジャンルw)。同レーベルのCubanate、Temple Beat、Second Skin、Oomph!とかも含むし、これらのバンドはサイコーに好きです。ポスト・インダストリアル、KMFDMのようなインダストリアル・メタルとも違う。先に挙げたこれらバンドを自分はテクノ・メタル/エレクトロニック・ボディ・メタルと呼びたい。
Die KruppsとMinistryが合体した冷たくも熱いエレクトロニック・ボディ・メタル。お薦め。