恐悪狂人団 - 合掌

合掌

日本のハードコアパンク、ノイズバンドの2nd。詳しいことは→で。http://ja.wikipedia.org/wiki/恐悪狂人団
某サイトに1st「No」がMinistryの「Mind Is a Terrible Thing to Taste」にそっくりと書かれていたが、Twitterでの情報より（サイトーさんありがとうございました）「ブレイクを多用したり声にエフェクトかけたりしているが生演奏」とのこと。買わんでよかった。
なので2ndである本作も期待していなかったが、ニコニコ動画で音源を聴いて吃驚。ミニストリーの打ち込みパンクを実現している。ニコニコ動画では2曲ほどしか聴けなかったが、今回購入して全編を聴いてさらに吃驚。電気グルーヴの前身バンド人生がミニストリーの「Land of Rape & Honey」を演っている。童貞かつボンクラな高校生を体現するような歌詞、ボディとインダストリアル・メタルを行き来するデジタルでインダストリアルなサウンド。はっきり言ってかなり歌詞が人を選ぶ（特に「おまんこ」という言葉から始まるダーク調のエレボディは人の前で聴けないw）のでお薦めしにくい。がその強烈さが無ければ唯のインダストリアル・ボディ・ミュージックですね、としかいえない音なので必要だろう。
人生の童貞イズム溢れる行き場をなくしたリビドーが爆発している歌詞とミニストリーが合体。恐ろしい。