Sister Machine Gun - Torture Technique

Torture Technique

Torture Technique

アメリカのインダストリアル・ロックバンドの2nd。
前作はもろNINの1stだった彼らも独自の方向に進みだした作品。
アメリカらしい大味なロックンロールとボディ、インダストリアルが合体。ここまで書くとRevolting Cocks(以下Revco)を思い浮かべる向きもいるかもしれない。確かにRevcoタイプのアメリカンロックンロール、そしてファンクを吸収したインダストリアルではあるが、Revcoにはあるエロスは全然無い。体育会系だけど非モテがやってるインダストリアル・ロックンロール。またシカゴという地域が持つ特有のダンス・ミュージック、ハウスの取入れがある。そこにまたロックンロールという大味が覆いかぶさってくる。
「酒を飲みマリファナ煙草をふかしながら楽しもうよ、あんまり深いことを考えないでね」とそんなことを言われている感じがする。まぁ歌詞が解らないけどねwもしかして哲学的なことを歌ってたりしてwま、軽いインダストリアルです。MinistryやNINに胃もたれしているときに聴くといいです。
NINの影響から脱し、独自の音楽を出し始めた彼らの武器はロックンロール。大味なアメリカンロックンロールにボディ、ハウスを入れ込んだ音楽は息抜きにぴったり。なごむ。お薦め。