川田まみ - SQUARE THE CIRCLE 〈初回限定盤〉

SQUARE THE CIRCLE 〈初回限定盤〉

SQUARE THE CIRCLE 〈初回限定盤〉

4th。
やばい新譜がき、キタァァァァ〜。
前作の間延びしていたとこが解消され、やたら2010年代風のレイヴやエレクトロがフィーチャーされ強烈。この感じどこかで聴いたような……そうだ!ケミスツの「Spirit In The System [日本盤先行発売 / 初回盤限定ナイスプライス仕様 / ボーナストラック・日本語解説付き国内盤] (BRC-265LTD)」とCelldwellerの「Wish Upon a Blackstar」だ。両方ともメタルやロックとレイヴの融合を目指していた。そんなところと今作は近いのだ。どうしたのだろうI'VEは?いままでトランスが主だったはずだった。それがレイヴ・ロックンロールだ。近頃のエレクトロのひたすらビリビリとしてやたら増幅し加速するベースライン。プロディジーの「インヴェイダーズ・マスト・ダイ(DVD付)」ともリンクし、高瀬さん、中沢さん、井内さん、C.G mixさん、尾崎さんといった面々はプロディジーを聴いていたのだろうか?勿論前作までのインダストリアル・ロックっぽさは健在だが……。特に力強いヴォーカルとサイレンのようなSEが断続的に入ってくる高揚感のある2曲目はRevolting Cocksの「Cattle Grind」をAlter Egoがリミックスしたような曲でサイコーです。ちなみにその曲は「とある魔術の禁書目録II」のオープニングテーマ曲。アニメ本編を観ていた時期もも凄いと鳥肌が立ったたが、アルバムに入っているのはベースラインが強調されている。
インダストリアル感はそのままにより2010年代風レイヴのビリビリ増幅するベースラインを取り入れ、まるでCelldwellerやケミスツと並んでしまった。この時代の奇妙な同期に感謝したい。間違いなく彼女の最高傑作だ。お薦め。