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Dead When I Found Her - Dead When I Found Her-Rag Doll Blues

Dead When I Found Her-Rag Doll Blues

Dead When I Found Her-Rag Doll Blues

ポートランドのIndistrial/Electroユニットの2nd。
ダークエレクトロなのだけど、2010年代の過剰にディストーションかけた奴とは違い80年代後半から90年代のダークエレクトロ。スキニー・パピーの「Vivisect Vi」のメロディアスな曲を集めたというか培養しているような。ポストスキニーはNecro Facilityぐらいしか知らなかったけど、続々と出てきているモヨリ。Guilt Tripとかね。そのスキニーに90年代初期のデペッシュ・モードが合わさったような耽美かつ哀愁のダークエレクトロに仕上がっている。素晴らしいね。なんで去年のベストに挙げなかったのだろうと思ったら今年に入っての一月後半に届いたのだからだったwこういうのを入手するのは通販が頼みの綱だから「消費者風情」としてはなんとか早くして欲しい。
とここまでスキニーのことを延々と書いてきたが、ふと90年代のダークエレクトロというかEBMを思い出し、そういえばZoth Ommogやクレオパトラにはこういう音が溢れていたなぁ(リアルタイムに接してきたみたいな書き方をしているが、後追いなので誤解しないよう)と。ブックオフの500&250円の棚やディスクユニオンなどの特価コーナーを目を皿のようにすれば見つかるかもしれないけど、Zoth Ommogやクレオパトラの1990年辺りから1996年までのコンピを聴けば、このアルバムとの相似に気が付くかもしれない。まだサイバーなんちゃらと結びつく前のダークエレクトロが聴けるはずだ。このアルバムだってそうだ。90年代初期のジャーマン・トランスの叙情性がいやというほど聴こえてくる。
Necro Facility亡き後のポストスキニー・パピーはこいつら。また90年代中期までのダークエレクトロを再現した貴重アルバム。スキニーや90年代のZoth Ommogやクレオパトラから出てきていたインダストリアルが好きな向きは買わないと損をする。