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Cabaret Voltaire ‎– Micro-Phonies

Micro-Phonies

Micro-Phonies

6th。
祝ボックス発売記念第2弾ボディ期2弾!
レーベルをメジャーかつEBM期の第二弾アルバム。個人的にはこの時代の最高傑作だと思っている。前作の簡素な作りから、一転様々な表現を持ち込み大幅にレベルアップ。特にダブの導入は素晴らしい。後にエイドリアン・シャーウッドを迎えてのアルバム「Code」よりも面白いから不思議だ(あれはあれでいいけど、あまりにもミニストリーを意識しすぎだと思う)。パンコウの原点みたいなものだと思っている。また前作では控えめだったRichard H. Kirkのギターも聴こえてくるが、前面に持ってくるというものでは無く、上手くシンセと溶け込ませている。
フィジカル面のレベルアップも著しく、これは後にニッツアー・エブを手がけるプロデューサーのフラッドの力が大きいと思う。特に「デジタル・ラスタ」の海に浮かんでいるようなダブ、デジタル・ビートの上を朴訥としたシンセと緊張感の無いギターが緩やかに進むのが印象的な「センソリア」、後のFLAを予感させる強迫ボディ「ブルー・ヒート」等等……素晴らしいアルバムに仕上がっている。メタル・パーカッションの涼しげな音もまた夏によし、俺によし。
全体的に前作よりも数十倍もレベルアップ。ボディ好きもダブ、エレクトロ・ポップス好きも買ったらいいと思う。超お薦め。