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The Birthday Massacre - Hide and Seek

Hide and Seek

Hide and Seek

カナダのシンセ・ロック/ゴシック・インダストリアルバンドの5th。
00年代前半から現し始めて来た彼女&彼等のアルバムも既に5作目。このアルバム、出た当時は数回聴いて「ふ〜んマンネリだなぁ」と放っておいたのだが、最近聴きなおしてみて凄い作品だと思った。てか全然マンネリでもなく大きく変わっている。
前作まではメタル色が強かったけど、このアルバムはエレクトロ色が強いというか、ジャンル分けするならゴシックエレクトロと呼ばれるものだと思っている。特にシンセ・ベースの音がでかく、そして鋭角な音色。それでバンド色が後退したのかというとそうではなく、人力音楽と電子音楽互いに拮抗しながら高めあっている。ただまぁ、ライブハウスでの鳴りよりもクラブ方面での鳴りを意識した音にはなっているが。
あと毎回このバンドを聴いて思うのが、キュアだなーと。まぁ、こんな風に書いているけど、自分はバースディを聴いた後にキュアを聴き始めた。しかもツイッターでお薦めされて(たしかソフトバレエの話題でリプ飛ばし合っている間にキュアの話題に移っていったような気がする)。だからツイッターの諸氏達からのお薦めでキュアーを初めて聴いたときの第一印象としてバースディからメタルを抜いたような感じだなぁ、と思った。80年代後期のキュアーにおけるキラキラとしたサイケデリックと哀愁かつ耽美な雰囲気を00年代のメタル/ラウドで飾るというか。それが今作では今までのどのアルバムよりもエレクトロ色が強い感じで表現されている。これがより枯れた方向に進めば80年代のザイモックスとなる。
まとまりのない紹介文になったが、今作は今の時点での最高傑作になっているのではないかと自分では思う。00年代のゴス野朗またはゴスっ娘にお薦め。買え!