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1969 Was Fine ‎– ... But 666 Is Alright !


Punish Yourselfらのメンバーを中心としたインダストリアル系パンクバンドの1st。
Punish Yourselfといえば音的にはアタリ〜を彷彿とさせるデジタルハードコアではあるが容姿はマリリン・マンソン、と言った感じの90年代のオルタナを体現していたバンドだったが最近はインダストリアル・メタルなアルバムをだしたりとフランスのミニストリーと化していたりする。
このアルバムもまたインダストリアル・スラッシュだったりデジタルハードロックだったりして本体(といってもしょうがない気がするけど)とあんまり変わらない。しかしデジタルな味付けがされたばりばりのハードロッキンナンバーが続くと思わせて、エレボディがあったり、以前のガバとかデジタルハードコアが入ってきたりするので結構今の本体よりもオモロかったりする。てかジャケットとかみるとモヒカン野朗が一杯で思いっきりFront 242だよね。だからそういうノリ(80年代末のEBMノリ)と90年代のガバのスキンヘッズ(aka右翼)が合体したみたいな。
しかし、さ、こういうノリはいいよね。Front 242にも感じるけどモヒカン&黒レザーというパンクファッション(原点は「タクシードライバー」のデニーロ扮するトラヴィズだと思っている)でありながらエレクトロニックな音楽を奏でるという。「荒野の地平線から砂埃をあげながらバキーで画面にフェードインしてくる棘棘のついた肩パッド装着のモヒカン族」というサイバー・パンク風景が脳裏に浮かぶ。痺れる。
短めの紹介文になったけど、「90年代にシャブ中のガバキッズだった奴等が80年代のボディやインダストリアル・メタルを作るとこうなる格好のサンプル」という「まとめ」でこのアルバムを表現したい。お薦め。