My Life With The Thrill Kill Kult - I See Good Spirits I See Bad Spirits

I See Good Spirits I See Bad Spirits

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Wax Trax!のお膝元米国はシカゴのEBM系バンドの1st。
これを初めて聴いたのは7年前かな、当時の軟化していくテクノ(ミニマル・ハウスとかミニマル・テクノとか呼ばれていたような気がする。それまでのハードミニマルとは違ってBPMがハウス並のテンポにおとされソフトかつアンビエント。やー、大嫌いだったねw)に嫌気がさして来て、なんか面白い音楽は無いものかと模索していた。ガバやブレイクコアのパーティに行ったりしたけど(当時はまだまだ学生だったので週一か二で行ってた。アルバイト代全部飛んでたw)、なんかくっきりとした物が見えてこなかった。いやガバは凄い好きだったけどね。でも家とかの普段の生活の中で聴くのはちょっとキツイかなと。ちゃんとしたサウンドシステムで大音量かつアルコールを飲んで酔っ払った状態で聴きたかった。当時はね。だからガバとか有名どこしか知らない。未だに。
そんな冷たくなった頭にガツーんとキタのがエレクトロニック・ボディ・ミュージックだった。確かジャニスで買ったのだったけかな。試聴して、ヤバって即購入した。以降色々調べて、Front Line Assembly、Front 242ミニストリーなどなど、ズブズブとハマっていった。
でもそれ以前にもエレボディは聴いていたけどね。ほんとの意味でエレボディ初体験はDJヘル主宰のレーベル、ジゴロのコンピに収録されていたテレンス・フィクスマーの曲だと思う。だから高校生に入った辺りか。でも当時はこれがエレボディだなんて知らなくて、ハードミニマルや(当時の)エレクトロと同じような見方だった。ちょっと(普通(?)のエレクトロより)ロックっぽいかな?という所しか見えてなかった。以降もDAFやニッツアー・エブがWIREでライブを披露したけど、まだまだドップリでは無かった。
でも今思えばニッツアー・エブのライブが呼び水というか伏線になってたと思う。エブ来日の一週間前にアップされていた記事「ボディ・ミュージックとは?*1」はその後の自分の生活に置いて大きな伏線だったように今は思える。だってこの記事でFLAの傑作アルバム「Caustic Grip」に出会えたのだから。偶然今は亡き下北レコファンで見つけて「あれ?あの記事に載ってたバンドじゃないか。聴いてみようか」と。で、もうその後は……。
前置きが長くなったので以下は続き。