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Lassigue Bendthaus – Matter

Matter

Matter

ドイツのインダストリアル・アーティストの2nd。
てかコレ、アトム・ハートの変名です。凄いね。この人はクラフトワークのラテンカバーとか出したり、モロなラテンのアルバム出してたり、はたまたジャーマン・テクノだったり、ラウンジだったりするのだが、ここまで芸達者な人だったとわ。
でアルバムに移りたいけど、(再発した)レーベルがメトロポリスってのもまた面白い。メトロポリスはWax Trax!亡き後を引き継ぐレーベルだが、ユーロ・トランス紛いのちゃらい音源とか結構出してて、必ず試聴をしないと火が付いた矢を放ってしまう心持になるけど、こういう秘境みたいなインダストリアルやEBMを出してくるので侮れませんね。最近はEDMとか出してて、遠ざかってるけどこのレーベルからは。
しかし、このアルバムを聴いてるとヤハりEBMはジャーマン・トランス、サイケデリック・トランス/ゴアの直系的祖先ということが実感できるな。ベルギーのKKレコーズから出てたようなニュービート、ヴァミト・二グロ、あとニュー・ゾーンからのニュービートを思い起こさせる。ダークかつインダストリアルでトランシー……。初期のジャーマン・トランスやサイケデリック・トランスに受け継がれるものだ。実際このアルバムの幾つかは既にジャーマン・トランスとしか聴こえないものもある。アトム・ハートだしね。そういうことからも作り手側の遷移をも見ることが出来る貴重なサンプルだと思った。
あと個人的な感想を述べるとEBMを聴くようになってからジャーマン・トランス、サイケトランスとか聴けるよう、聴きたくなってきたのだよね。それまではホントダメで。でもフロント242、ベルギーのニュービートを聴いた時にああ、そういえば……って初期のトランスのコンピをひっぱり出してきて聴くようになってきた。1990年代初期のハート・ハウス、ライジング・ハイのコンピとかさ。
フロント242、ベルジャンニュービート好きな向きは聴かないと!な内容。ちょうお薦め。