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Front Line Assembly – Convergence

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カナダのEBM/インダストリアル系バンドの3rd+ミニアルバム+未発表曲を含めた編集盤。
最近はブロステップに傾倒している彼ら。しかしこの頃はキャバレー・ヴォルテールや同郷のスキニー・パピーに近い音。なのでエレクトロニック・ボディ・ミュージック。キャブス直系のひんやりとしたエレクトロ・ハンマービートにスキニー・パピーっぽい荒涼としたメロディ。結構同時期のスキニー・パピーに近いけど(ビル・リーブは元メンバー)、このFLAはゴスよりもミリタリー、サイバー・パンクなイメージを入れてくる。ビジュアルだけを抜き取ったらフロント242となんら変わりない。
しかし、フロント242がクラフトワーク的なトランスを見せるのに対してFLAはトランスを含みつつもDAFのような縦ノリのパンクで疾走する。その直線的な感覚はニッツアー・エブや3rd辺りのミニストリーに近い趣。
EBMは後のトランス、果てはゴア、サイケデリック・トランスに発展するけど、自分はフロント242と本エントリで紹介しているFLAが直接的な原点ではないかと思っている。前者はメロディ、後者はリズム、ビートをトランスに受け継がせている、と自分はこのアルバムや1980年代後半の音源を聴くたびに思っている。