Hunting Lodge – Will

Will

Will

アメリカのインダストリアルバンドの3rd。
端的に表してしまうと初期SPKやラムレー型のパワーエレクトロニクス。工業雑音が「ガーガー、ザーザー」。全編に亘ってそういう趣。しかし、そこはアメリカなのかは知らないがビート感覚を持っていてなかなか聴かせます。メタル・パーカッション、チープなエレクトロ・ビートの上を雑音、絶叫かつ呪術的な呻きが埋める。炸裂音、破壊音、金属音、その他諸々の雑音が呪術的メロディと合わさって怪しく魅せる。
正に工業都市における暗黒舞踏祭といった趣。祝祭的な雰囲気漂わせてきて面白い。短めな紹介文になってしまったが見つけたなら買いだろう。最近になって再発されたのでそんなに苦労しなくても見つかるハズ。お薦め。どうやらiTunesでも取り扱っているようなので興味ある向きは「買え!」以上!