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Revolting Cocks – Live! You Goddamned Son Of A Bitch

Live! You Goddamned Son of a B

Live! You Goddamned Son of a B

ミニストリーの面子に(初期は)フロント242のRichard 23氏まで居た所謂「EBMスーパーバンド」のライブ盤。
この「EBMスーパーバンド」というのが中々にやっかいな代物で某サイトの人が「スーパーバンドに当たりなし」と書いてるほどなのだが、このバンドだけはその中でも一歩どころか1000歩位抜き出ている。試に同じようにスキニー・パピー、KMFDM、NINまで起用するスーパーバンドであるPigfaceのどのアルバムかつ音源でも聴いてみるといいだろう。そうすればこのバンドの素晴らしさが解ってしまう。
とはいえ割と裏ミニストリーとも呼ばれているように味自体はアルさんとポール・ベイカーさんの仕事が強い。が、ミニストリーがスラッシュ・メタルを取り入れた構成なのに比べてキャブス、マーク・スチュワートを思い起こさせるファンキーかつインダストリアルな音像を一貫して強調するは各プロジェクトの中でも尤も「エレクトロニック・ボディ・ミュージック」だろう。
このライブ音源はこのバンドでもEBM色濃い時期。Richard 23は参加していないが、フィニトライヴからクリス・コネリー、ベルギーでフロント242タイプのEBMを作ってたりバンドのプロデュースとエンジニアを勤めていたLuc Van Acker、スワンズ他インダストリアルなバンドを渡り歩いているWilliam Rieflin、そしてミニストリーの二人という豪華な布陣。
とはいえ大きくアレンジを変えてきている訳でもなく1st収録曲はそのまま。ちょっとピッチを速めている感じは聴こえるが。あと12inchヴァージョンと表せばいいのかよりダンサブルな演奏。特に二枚目の「No Devotion」はそのダンス路線と原曲が持っている哀愁感がただひたすら心地よい。
EBMスーパーバンドに当たりなし」と侮る向きは是非聴いてほしい一枚。お薦め。また去年、このライブの映像盤がDVDにて再発されたので興味を持たれた向きはそちらも買ってみるといいだろう。