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Xao Seffcheque – Sehr Gut Kommt Sehr Gut

Ja,Nein,Vielleicht kommt sehr gut

Ja,Nein,Vielleicht kommt sehr gut

オーストリア出身のアーティストによる1st。オリジナルは1981年発表。デジタル・リマスター盤ですね。
半裸の渋い、イイ顔したおっさんがギターを持って煙草をふかしている……。そんなジャケから想像する音はブルースやフォークだろう。
しかし、そんなイマジンを上条パイセンの如くブレイクしてくれるのがこのアルバム。どうやらディー・クルップス、アインシュテュルツェンデ・ノイバウテンらを輩出したレーベル「ZickZack」からもこのおっさんは出してたようで、そんな「あっ……」と呟いてしまうようなお察しが産まれてしまう狂気のジャーマン・ニューウエィヴサウンドが満載の一枚。
その朴訥とした狂気はデア・プランのヴィジュアルイメージや音に近いが、半裸の渋いジャケが物語るようにエレボディ色が濃いい。ガビ・デルガドのソロ・アルバム「Mistress」はレザーを脱ぎ捨てて、アロハシャツのガビが写っているジャケが印象的なようにトロピカル・サウンドが全編に亘って流れていたが、硬くアシッドな音は健在だったように自分には聴こえた。
このアルバムはそのガビのソロ「Mistress」から南国的なイメージを抜いて、よりアシッドな音を追求したような……といえば伝わってくるかもしれない。
DAFとガビのソロ「Mistress」の間にある欠けたピースを埋める様な音楽。全く製作者にサイコ・ダイヴをしたくなるような狂気のみのアルバム。クソお薦め。