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à;GRUMH... - We Are à;Grumh... And You Are Not!

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ベルギーのEBM/インダストリアルバンドの6th。
ベルギーといえば、フロント242、ネオン・ジャッジメントらのエレボディ系バンドが多くいたところで、その牙城となっていたのがレーベル「Play It Again Sam Records(以下:PIAS)」。
「西のWax Trax!、東のPIAS」と呼ばれ、両レーベルでグローバルにエレボディを展開していた……のだったのだが、僅か三人ばかりのメインスタッフでPIASは運営されていたようで、そのバイタリティには感服せざる得ない。ちなみに現在も同レーベルは稼働中のようだ。
本エントリで紹介するバンドも所謂PIASのエレボディ一派。でもフロント242ほどサイバー・パンクでもなく、ネオン・ジャッジメントほどジョイ・ディヴィジョンでもない音でなんだか中途半端だが、両者を繋ぐ面白い存在とも聴こえ、無視することは出来ない。あともう少しポジティヴ・パンクならカサンドラ・コンプレックスにもなってしまう趣。流石、層の厚いPIAS、様々なエレボディ系な存在がいたようだ。またエイドリアン・シャーウッドのいないパンコウとも表わすことが出来るだろう。朴訥、素朴な雰囲気も感じることが出来る。
イタロ・ボディ、ベルジャン・ボディの狭間に存在するようなアルバム。改めてこの時期の「エレクトロニック・ボディ・ミュージック」の面白さを感じる好盤。昨今、EBMカルトクラシッカーシリーズを出している某レーベルからもそのシリーズでデジタル・リマスタ盤が出ているようなので案外見つかり易いかもしれないし、アマゾンでも扱っているようだ。お薦めしたい。