Strapping Young Lad - 超怒級怒濤重低爆音

超怒級怒濤重低爆音

超怒級怒濤重低爆音

Devin Townsendというメタル界の鬼才がStrapping Young Lad名義で出した1st。Steve Vaiという人のアルバム『Sex & Religion』にヴォーカリストとして参加したのが契機で一躍有名になったらしいのですが、自分としてはFront Line Assemblyの「Hard Wired」や「Millenium」にギターで参加していたことの方が印象が強く残っている。
そんな訳でこのアルバムはFront Line Assemblyの「Millenium」のリリース後のせいかEBMを消化したメカニカルでカオスなインダストリアル・メタル、インダストリアル・スラッシュになっている。Fear Factoryの「Demanufacture (Bonus CD) (Reis)」をもっとノイジーにしてEBMのメカニカルな雰囲気を足したような感じかなぁ。アルバムの題にあるように超怒級なインダストリアル・ノイズ、ギターが怒濤の如く過ぎ去っていくような感じ。正に「口でクソたれる前と後に『サー』と言え!」といった風。

  • Strapping Young Lad - S.Y.L