Audio Active - Back To The Stoned Age

Back To The Stoned Age [国内盤] (BRC75)

Back To The Stoned Age [国内盤] (BRC75)

6th。
今作のプロデューサーはダブ・マスターことAdrian Sherwood……ではなく全ての曲を彼ら自身がプロデュース。
よくダブ/レゲエとマリファナは切っても切れない関係にあるといいますが(あれ昨日も同じことを書いたような…)、このアルバムもそんなパッパが似合うドロドロズブズブのダブ。彼らの初期作のように正統派ダブ/レゲエ的なアプローチの曲は少なくなり後期Sabres of Paradiseや初期Two Lone Swordsmenのアルバムに入ってもおかしくない音響/エレクトロニック・ダブが増えた(でも前半は中期の頃のようなロックなダブだけど)。Adrian Sherwoodから離れて、彼ら自身の新たなるダブへのアプローチの仕方を覚えたのでしょうか。中期の頃のような歪んだギターがうるさいロッキン・ダブから、オーケストラを取り入れた荘厳で哀愁漂うダブ、後期Sabres of Paradiseや初期Two Lone Swordsmenのアルバムに入ってもおかしくない音響/エレクトロニック・ダブと結構バラエティに富んでいてまとまりが無いように感じるが不思議とまとまってるから不思議。
電脳世代がトリップするサイバー・ダブ。キマり過ぎにご注意を。