Audio Active - Return Of The Red I

Return Of The Red I

Return Of The Red I

4th。プロデューサーはダブ・マスターことAdrian Sherwood+彼ら自身の曲が5曲、彼ら自身のみの曲が6曲。
半分は前作の延長線上的なロッキン・ダブでもう半分は2nd的ダブダブしいダブをファンキーにしたような曲。っていうかこのアルバムは3曲目が全て。今聴くとインダストリアル・ロックなダブなんだけど、当時(1999年)ダブなんていうジャンルは知らなかったので初めて聴いた*1時はデジタル・ロックというか、当時Chemical BrothersとかProdigyとか聴いてたから「Boom Boom Satellitesに続いて日本の新しいブレイクビーツ系のバンドがキターーーッッッ!!!」って興奮してたなぁ。こういう音楽をダブというものだと知るのはだいぶ後になってからのことだけど、当時はChemical BrothersとかProdigyとかと同列に聴いてたなぁ。自分の中ではブレイクビーツからダブへの橋渡しなった曲として大きく記憶に残っている。
前述した通りChemical Brothers的ブレイクビートの上をアシッドな電子音とギターとベースがうねる曲からファンク・ダブとこれまでのアルバムと変わりが無いが、過去のどの作品よりも音の厚みが増している。
Chemical Brothersとか蟹の頃のProdigyBoom Boom Satellites好きにも聴いてもらいたいアルバム。

*1:Audio Activeを聴き始めたのはこのアルバムから