DAF / DOS - Der DAF / DOS Staat


DAFのGabi Delgadoによるプロジェクトの2nd。調べてみたらジャーマン・トランスやハウス、ミニマル・テクノ系の人達が多数参加してるみたいです。
試聴せずに買ったので、聴く前はEBMだったらいいなぁ、でも90年代だしテクノなのかな〜。だったら嫌だなぁと考えていたのですが、聴いてみたら、Terence FixmerとDouglas McCarthyのユニットの1stのようなミニマル色の強いテクノ・ボディ・ミュージックでした。しかし、Fixmer/McCarthyと違うとこは若干というかかなりジャーマン・トランス臭があるところ。これはCosmic Baby等のジャーマン・トランス系のアーティストが参加しているためでしょう。また各アレンジャー達が思う「自分なりに考えたDAF像」を実践・展開しているのが微笑ましいところ。
ミニマル色の強いテクノ・ボディ・ビートの上をねっとりと絡みつくように歌う(というかささやく)Gabi、官能的なハウス・ボディ・ビートを男臭が漂ってくるようなエロくエロく歌い上げるGabi、TB-303がうにょうにょ、ミニマルなテクノ・ボディ・ビートにDAFの頃のように扇情的に吼えるGabiの声が乗っかる、疾走するブレイクビーツ調のボディ・ビートにGabiのセックス・ヴォイスが乗っかる等、様々な体位で責めてくるGabiに六尺兄貴も感じまくってます!
Fixmer/McCarthyが好きな人は探してみてはいかがでしょうか。