marble - 虹色ハミング

虹色ハミング

虹色ハミング

1st。
初めてこの人達の音源を聴いたのはアニメ「ひだまりスケッチ」1期のエンディングだろうか。その時聴いた衝撃は後述するとして、アルバム全体を捉えようとすると、アコースティックギターや生ピアノ、木琴に電子音を混ぜたりして、karaoke kalkなんかから出てきていたフォークトロニカ(通称四畳半エレクトロニカ)に近い(本人たちはオーガニックポップと言ってるそうですが)。そのkaraoke kalk出てきたMärzにかなり近い音。Märzが多幸感に溢れたフォークトロニカであったように、このユニットの方も多幸感が強い楽曲が多い。と書いたところで「芽生えドライブ」を聴いた時の衝撃を語るとしようか。フォークトロニカな電子音とギターでしっとりと始まり、サビで疾走感のあるドラムの上をヴォーカル、ギター等が走っていく……。それは当時個性的なアニソンが多く輩出された中でもトップクラスの出来だった。
とまぁ色々と語ったが、今聴くと妙に高校生の頃を思い出すんだよね。フォークトロニカは当時(高校生の頃)聴きまくってたからね。karaoke kalkTOMLABmorr musicから出てくる作品は買ったり、神保町のJANISで借りたりしてよく聴いてた。過呼吸で苦しみながら、音楽に救いを見出そうとしていたあの頃!