The Weathermen - Beyond the Beyond

Beyond the Beyond

Beyond the Beyond

アメリカのEBMバンドの3rd。
Front 242とMy Life With the Thrill Kill Kultが混じったような感じといえばいいのだろうか。エロティックでファンキー、そしてスペーシーで機械的なものがない交ぜになっている。まあ古賀亮一先生の「ゲノム」にでてくるパクマンみたいな音楽だと思って欲しい。ちなみにこのバンドの1st持ってるんですが、これがKraftwerkを水で薄めたようななエレクトロ・ポップで辛かったです(まだ売ってないけど)。どうやらこういう音楽性を獲得したのは2ndになってからみたいですね。しかし、アメリカのボディはMy Life With the Thrill Kill KultといいRevolting Cocksといいヨーロッパやイギリスの奴らとは一味違ってて面白いね。独特のファンキーさ?同時代のヨーロッパの連中はサイバーなやつとか縦ノリのパンキッシュなやつが多いんだけど、アメリカのは横ノリもあるっていうか、ヨーロッパは機械対人間の戦いなんだけど、アメリカは殴るとゴムに包まれた鉄って感触っていうか(お前は何を言ってるんだ?)。
ちょっと支離滅裂な文章になってしまったが、この猥雑さと機械的なものが混じったボディは癖になる。買え。