Einsturzende Neubauten - 患者O.T.のスケッチ
- アーティスト: アインシュテュルツェンデ・ノイバウテン
- 出版社/メーカー: P-VINE
- 発売日: 2008/01/23
- メディア: CD
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先ずDepeche Modeに影響を与え、後のインダストリアル勢にも影響を与え、Throbbing Gristleと並びインダストリアル・ミュージックを作り上げたこのバンドを紹介するにはちと荷が重過ぎる感じがしますが、まぁいいかげんに紹介していきますのでマニア諸氏、間違っててもあんまり突っ込まないでw。
んで音の方なんですが、これが金属金属。まるで映画「鉄男」を観ているようだ。心臓が金属音をたてた……。自分、このアルバムで初めて彼等の音を聴いたんですが、ここまで徹底してくるとは思わなんだ。のっけから金属音その他工場、建築現場から漏れてくる音の連打。ドリルのような騒音鳴らすギター、時々オーケストラ、そして喚くヴォーカル。Throbbing Gristleがノイズの範疇に収まる音使いだったのに対して、こちらはインダストリアル・ボディ的。ボディにパンクを感じるように金属でパンクしてる。だがThrobbing Gristle同様ダーク・アンビエント、アート臭いところは一緒で、ここはボディ、インダストリアル・メタルが捨ててきたところもある。
とにかくこの音の構築具合はボディでパンクを思い起こさせる。金属音好き向け。