The Final Cut - Deep Into the Cut


アメリカのインダストリアルバンドの1st。
Twitter経由で入手した音源(@saitotakakoさんありがとうございます!)。よってCDではありませんが、タグはcdにしとく。整理しやすいので。
このアルバムではJeff Millsが参加しているが、彼の後の音楽性を聴き解く鍵となるような音になっている。Ministryの「Twitch」のボディ度をそのままにして、ハードさのみを追求した音。端的にいってしまえば、90年代のハードミニマルに80年代のインダストリアル・ボディが混ざったようなもの。某音楽評論家(NEWSWAVEの編集長だった人)がJeffの音楽性をMinistryの「Twitch」から派生した音と書いていたけど(うろ覚え)、それがあながち的外れな批評ではないことがこのアルバムを聴いて分かった。90年代のJeff、UR(X-101、X-102)のような情緒性を抜いて音のハードさを追求したテクノサウンドを注入したインダストリアル・ボディはアプローチの仕方は違えど、同時代のMinistryを思い起こさせる。
インダストリアル・ボディこそが、ハードミニマルのルーツなのかもしれない。そう思える内容。いずれはCDも見つける。これは仕事ってわけじゃないけど、ライフワークになるかも。とにかく見つけたら買いだ。