Robert Gorl - Night Full of Tension

Night Full of Tension

Night Full of Tension

DAFのドラマーのソロ。
流し目でゆっくりと獲物を見定める(視線の先にいるのはもちろん6尺兄貴!)DAF以上にゲイ色濃厚なジャケットですが、中身もなかなかおかま。DAFのような縦ノリパンクではないが、Soft Cellを硬質にしたようなエレクトロ・ポップ。でもボディな展開も皆無ではない。DAFとSoft Cellの中間に存在するものはと問われたら、このアルバムを挙げるだろう。というかこのアルバムを聴いて分かったのだが、DAFにおいてGorl×Gabiではなくて圧倒的にGabi×Gorlだったのだ!Gorlは受け、総受けだったのだ!だからこのアルバムには、攻めが不足している(だが彼は90年代に入ると攻めに転じる)。そんな訳でちょっとDAFと比べると物足りなさを感じること多々あるが、攻めるより受ける方がイイという人にはハマるアルバム。
ドイツの硬質さと6尺兄貴に掘られて「感じまくってます!」なノリが奇跡的な配分で混ざったアルバム。