今年良かったCD

艶℃(初回限定盤)(CD付)

艶℃(初回限定盤)(CD付)

Oil Steel & Rhythm

Oil Steel & Rhythm

http://d.hatena.ne.jp/moistly/20110501/p1
Wtf?!

Wtf?!

http://d.hatena.ne.jp/moistly/20110612/p1
Electro Punks Unite

Electro Punks Unite

http://d.hatena.ne.jp/moistly/20110730/p1
Anomie

Anomie

http://d.hatena.ne.jp/moistly/20110529/p1
Automatic

Automatic

http://d.hatena.ne.jp/moistly/20111225/p1
Tanzomat

Tanzomat

http://d.hatena.ne.jp/moistly/20110709/p1
Quantum Mechanics

Quantum Mechanics

http://d.hatena.ne.jp/moistly/20111217/p1
Urheimat

Urheimat

http://d.hatena.ne.jp/moistly/20110717/p1
Wintermute

Wintermute

http://d.hatena.ne.jp/moistly/20111230/p1
Imperative Reaction

Imperative Reaction

E.P.S -Eiko PRIMARY SELECTION

E.P.S -Eiko PRIMARY SELECTION

New Noise Designed By a Sadi

New Noise Designed By a Sadi

http://d.hatena.ne.jp/moistly/20111229/p1
今年は迷わずに選べた。前年に比べると新人たちにぐっときた新譜は多くなかった。でも上に挙げたアルバムはグっとき過ぎるほどキタ。
インダストリアル・メタル、EBM、フューチャー・ポップ、シンセ・ポップとバラバラだけど、共通点がある。それはベテラン勢の復活だろう。Komor Kommando、Necro Facilityを除いて90年代から活躍してきたアーティストばかり。どのアルバムも別段新しいことをやっているわけでもなく、経験と蓄積してきたものを武器に脂の乗り切った音を出してきた。変に路線変更して面白くも無いアルバムを出してくる新人よりも、自分達の立ち位置を確認しつつ流行に乗らずに自分達の信じるアルバムを出してきたのは素晴らしい。
またもう1つ共通点がある。それは90年代リバイバルだろう。上に挙げたアーティスト達はどこまでシーン全体が見えていたのか分からないが、昨今のルーツ回帰はインダストリアルシーンにおいて隆盛を極めている。今後ベテランの90年代回帰が新人達にも影響を与えるだろう(実際にAutodafehやJager 90等が出てきている)。
(出してしまったので)暫くはベテラン勢による新譜ラッシュは落ち着くだろうが、90年代回帰の音を出してくる新人達は増えるだろう。う〜ん忙しくなるぞぉ〜。