Peter Hope & Richard H Kirk - Hoodoo Talk

Hoodoo Talk

Hoodoo Talk

Cabsのギタリストとアートロック関連のグループにいたPeter Hopeから成るユニットの1st。
音作りはRichard H KirkがやっているのでCabsと変化無し。インダストリアル・ボディ真っ只中のアルバム。これがWAX TRAX!から出たのは正しすぎる。朴訥としながらもひんやりとしたビート&メロディはFront Line Assembly(以下FLA)に与えたものはあまりにも大きいし、これが1987年に発表されたのはボディの始まりを予感させる。しかし、Cabsと比べるとあまりにも単調というか、殆どの曲は同じ展開をする。なので最初はいいけど途中から退屈になってくる。またダブの影響も感じられて面白いのだが、バリエーションが乏しい。
いまとなっては内容よりも歴史的価値が大きいアルバムだが、Cabsよりもよりボディ・ミュージックに傾倒してて初期FLAが好きな人にはお薦めできるだろう。