Bim Sherman – Got To Move Pt. 2


Bim ShermanとなってるがON-U系のアーティストが全員集合なオムニバス的アルバム。Tackheadのメンバーは勿論、Technova等で活躍していたキーボーディストのDavid Harrowが参加している。
ここで紹介するとはどういうことなのかは解ってるか。そう凄くエレクトロニック・ボディ・ミュージックなのですよ!80年代中期から90年代初期のON-Uはインダストリアル色の強い音を沢山だしていたし、またON-Uのボスエイドリアン・シャーウッドSkinny Puppy、KMFDM、Pankow、Ministry等を手がけていた。当時彼らはヒップホップとの融合を目指していたらしいが、結果はボディ・ミュージックだった。まぁ先行していた彼ら(ON-Uのこと)を真似たのがFront 242やエイドリアンをエンジニアに迎えたMinistryなどがボディと称したのでON-Uもその範疇に入ったのだけれど。
とにかくカッコいい。Tackheadよりノイズ度は低めだけど、歪んだエレクトロニック・ボディ・ビートの上をダブ処理されたシンセやベースが時に疾走し時に絡む。構成がPankowに近くて(Pankowが)好きなら気に入ると思う。