Laibach - Nova Akropola

Nova Akropola

Nova Akropola

スロベニアのインダストリアルグループの2nd。
最近、週4日はハイボールで飲んだくれている。そんで抗アレルギー兼睡眠の薬飲んじゃうもんだから大変。飲んでからの記憶が飛んでいるwなんとか控えるようにしないと。
とそこに現われたるこのアルバム。酒やけの顔にビンタを入れる第三帝国全体主義インダストリアル。彼らの十八番ともいわれるハンマービートの上を脅迫的で気分を煽るオーケストラにおもわず進行したくなる。またヴォーカルもいかつくアジる。名作の3作目には到底及ばないが、打ち込みと生ドラムを融合してその上になんとも扇情的で不穏なメロディを乗せてきて飽きさせず聴かせる。作りがシンプルで結構凝っててプログレ色の強い次作よりもエレクトロニック・ボディ・ミュージックしている。これは彼らの作品の中では珍しいのではないだろうか。世間がボディだと持てはやしている時にビートルズのカバー集「Let It Be」なんて出してしまう(だが全編に亘って打ち込みハンマービート鳴り響くボディ・ミュージック)彼らだから。
Nitzer Ebbの1st如くシンプルかつディープ。原始的な暴力が渦巻いている。何か奮い立たせてくれるボディはないかなーという向きには大変お薦めできる。