Red Flag - Naive Art
- メディア: CD
- この商品を含むブログを見る
正月休みにYoutubeでデペッシュ・モードフォロワー漁りをやっていて引っかかった。ヴィジュアルを観るに相当デペッシュを意識しているなと聴いてみたら音もそうだった。でも1989年しては古いかなぁと思ったり。だってモロ(デペッシュの)2ndから4thなんだもん。当時のデペッシュはインダストリアルから脱却してより歌を聴かせる方向に行ってたから。でもインダストリアル時代の音が好きな向きには最高かも。その向きってのはオレなんだけどねwPVになっている「Russian Radio」は流行りのハウスを取り入れた耽美なエレクトロ・ポップスなのだけど、その他の曲はメタル・パーカッションが聴こえてきて、(デペッシュの)3rdや4thを思い起こさせる。その上を哀愁&耽美満載なメロディ、ヴォーカルが歌い上げるから堪らん。メタル・パーカッションと哀愁、そして耽美の組み合わせは反則だよね。インダストリアル・ブルース。泣ける。
アマゾンの評ではデペッシュ・モードの域を出ていないということだが、この時期にしては金属音と哀愁メロディの組み合わせが聴ける貴重なインダストリアル・エレクトロ・ポップ。デペッシュの4thが好きな向きにはハマること間違い無し!お薦め。