Circle of Dust - Circle of Dust

Circle of Dust

Circle of Dust

現在Celldwellerで活動中のクレイトン兄貴率いるインダストリアル系バンド(調べたらクリスチャン・インダストリアル・メタルだってさ!)の1st。
これ95年に再発売されているのだが、それは作り直したという言葉が当てはまるほどの別アルバム。で今回紹介するのが、最初のヴァージョンかつリマスター盤。ややこしい。またこの盤は限定1000枚なのだが、御茶ノ水ユニオンのメタル館の在庫処分セールで購入した。値段は推して知るべし。書かないw泣けるよ限定盤を在庫処分セールで買える事実に。手に入れることが出来たのは物凄く嬉しいけど、素直に喜べないこの手の音楽の需要無さ。
まぁそんなことは、このアルバムを聴くと忘れていき、そしてなんで皆聴かないんだという怒りに変わってくるほどの超名盤。自分は1stといえば前述の「作り直し盤」しか聴いたことが無かったので、(これを聴くと)なんで作り直したのかクレイトン兄貴に訊きたいほど素晴ら。硬質なデジタルビートの上をシンフォニックかつ暗黒ゴス漂うシンセとインダスギターが疾走。この疾走感がひりひりとした緊張感を持ちなんともいえなくカッコいい。
NINの1stとFront 242のイヴィル・アップの中間とは何か?と問われたら、このアルバムを挙げたくなる。今までに聴いたことがない、あるようでない盤。前述した二者の中間というのはNINとフロント242を繋ぐ見方も出来る。NINとフロント242のトランス感覚は凄く好きなので、おれによし。うん、よし。流石、現在Celldwellerでブロステップを取り入れたメタルやインダストリアルを作り上げている兄貴は違うね。
(リマスター盤を買うなら)1000枚限定ということなので入手は困難(あれ?さっきと違うw)だが見つけたら即購入して欲しい。買え。以上。