The Body – I Shall Die Here

アイ・シャル・ダイ・ヒア (I SHALL DIE HERE) (直輸入盤帯ライナー付国内仕様)

アイ・シャル・ダイ・ヒア (I SHALL DIE HERE) (直輸入盤帯ライナー付国内仕様)

アメリカのドゥーム・メタルバンドの5th。
この手の音楽は全く聴かないので、門外漢な感想になると思った。
ゴッドフレッシュとスキニー・パピーの競演といった感じ。しかも1980年代後半のスキニー・パピー。全編に亘ってぶっちぎれた暗黒ドローンなインダストリアルが満載。
このバンドの他音源を聴いてみると割とエレクトロニックを前面に出すようなバンドではないようで、このアルバムがインダストリアルやダヴ・ステップなのはP、アレンジ、録音まで手掛けているThe Haxan Cloakという人物の仕事が大きいよう。
ここまで書いて気が付いたが、ゴッドフレッシュを挙げたのは間違いで、やはりスキニー・パピーが全てだと思う。最近のスキニー・パピーを聴くと割とポップだったり明るめで物足りなさを感じてしまうことが多いが、このThe Bodyのアルバム「I Shall Die Here」を聴くことで満たされる。
久しぶりに気持ちが暗くなるアルバム。EDM紛いのダヴステップを好む向きには全きお薦め出来ない音楽だが、スキニー・パピー、1990年代初期のダークエレクトロ好きには胸を張ってそのままブリッジを作りたい位に薦めたくなるアルバム。買え!以上!