Cop Shoot Cop - Consumer Revolt
- アーティスト: Cop Shoot Cop
- 出版社/メーカー: Big Cat
- 発売日: 1994/09/19
- メディア: CD
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ノイバウテンをアメリカ式に解釈してそれをハードコア・パンクと結びつけたような感じ。この時点ではギタリストが不在でベース×2、メタル・パーカッショニスト、ドラマー、ヴォーカル、サンプラーという構成だったみたいだが、パワフルで魅せます。
前後するけど1980年代後半日本において、ソニック・ユース、プッシー・ガロア、ミッシング・ファウンデーションなどを「ジャンク」というジャンル名で呼んでたそう。あとアルビニの諸作品とかを。ソニック・ユースは聴いたことがないので言及できないが、プッシー・ガロア、ミッシング~はヴィジュアルも含めて「ジャンク」としか形容できない音楽になっていた。でこのエントリで挙げるバンドもその仲間に入っていたよう。が、しかし前述のバンド達に比べて極端なノイジーさは無くポップ成分も多めですっきりとした感じ。たしかにメタパーを多用しているけど。というかメタパーと生ドラムのキンキン、ガチャガチャした変則的リズムに前面に出て主張する高めのベースラインが自分には初期キリング・ジョークみたいに聴こえたりする。ちょっとフリージャズな部分を感じるのも共通している。
ジャンクと呼ばれるバンドは前述した通りだが、初めて聴かれる向きにはこのバンドから聴くことをお薦めしたい。以上!