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SCHAFT - SWITCHBLADE

SWITCHBLADE

SWITCHBLADE

BUCK-TICK今井寿と、SOFT BALLET藤井麻輝から成るユニットの1st。
所謂スーパーバンドってやつで面子はスロビッング・グリセル脱退組のCoil、ON-UのKeith LeBlanc、THE MAD CAPSULE MARKETS上田剛士&MOTOKATSU、PIGまたはKMFDMのRaymond Watts、M-AGEのDJ PEAH、Meat Beat ManifestoのJonny Stephensという豪華さ。
しかしエレボディ、インダストリアル界隈の常として「スーパーバンドに当り無し」があって、この「スーパーバンド()」もそれに該当?……とは書けない素晴らしい出来のアルバムに仕上がっている。
というか、ぶっちゃけるとこのアルバムPIGですね。PIGの「The Swining」に近い。だからSOFT BALLETを期待する向きには駄作かもしれない。PIGもPIGでメタル色を強めていたけど、このアルバムではメタル・パーカッションやエレボディ的な展開も魅せていて、「The Swining」と初期の「A Poke In The Eye...With A Sharp Stick」が混ざったような不思議な感じを受ける。
このRaymond Wattsという人はノイバウテンのスタジオ・エンジニアやKMFDMに参加したりしているせいか、PIG名義で1stを出した頃はゲルマンの民と思われていて、PIGの1stの評を読むと「ドイツのジム・フィータスか?」などになっていたりするが、イギリス人だそう。また「The Swining」からメタルを取り入れていくが、イギリス人でインダストリアル・メタルを作る人というのは珍しいそうで、本国でのリリースは無く、米国のNothing Recordsというトレント・レズナー主宰のレーベルから出ていたりする。
(以下次回に続く)