A;Grumh... - A Hard Days Knight

A Hard Days Knight

A Hard Days Knight

ベルギーのインダストリアル/EBMバンドの6th。
やー朴訥としてるなぁ〜。ヨーロッパの山奥から出てきましたって感じ。なので少々遅れてるニューウェイヴ色の強いアルバムだが、EBMシーンに乗っかることで(当時の)新しさを獲得してる。機材で辛うじて80年代後半って分かるけど、1981年に出ましたといっても気が付かない。っていってもコンピ「This isElectronic Body Music」に楽曲を提供した彼らの音楽の根幹はテクノロジーを駆使したハードロック。
ところで彼らはよくa-ha+ボディなどと言われるのだが、自分にはそうは聴こえない。確かにギターの使い方は似ているが、a-haの透き通ったメロディラインは彼らには無い。先に書いた朴訥ぶりから同郷のTelexに似ている。あのあっけらかんとしたメロディは明らかにTelexの影響だと思われる。おらTelexを聴いてきたけど今はボディが流行だそうだ、そうだ混ぜてみっぺ。そんな感じで進化して来たに違いない。
Telexの朴訥としたニューウェイヴとテクノロジーを駆使したハードロックが交差する。青空の下で聴きたい。お薦め。