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Exploring Jezebel - On A Business Trip To London

On a Business Trip to London

On a Business Trip to London

Vatican Shadow、Prurient等等多数の名義を持つIan Dominick Fernowによるプロジェクトの2nd。
Vatican Shadow名義ではビート系のインダストリアル・テクノを鳴らしているけど、このExploring JezebelではPrurient名義を思い起こさせるノイズ・インダストリアル、パワーエレクトロニクス。しかし、Vatican Shadowが1990年代のUKインテリジェント・テクノやアンビエントSPKやラムレーとミックスさせたような異形のノイズ・インダストリアル・テクノを聴かせてくれたようにこの名義でも面白い音を聴かせてくれる。
ホワイトハウスエレクトロニカを演っている……と表せばいいのだろうか。オウテカやボラ、ジェガといったスカムの連中が怪しげなパワエレをを演っているような感じだ。陶酔感がありダークでくすんだような色合いを耳に痛い雑音と混ぜるという身震いがするような音色を魅せる。ホワイトハウスを匂わすエロスなノリも良い。
PitaやKTLと同様に1980年代の所謂「ノイズ・インダストリアル」をアップデートさせたような音はネオ・インダストリアルと呼びたい雰囲気が横溢している。エレクトロニカを聴いてきた向きにもノイズ・ヘッズにもお薦めしたい一枚。