Rammstein - Herzeleid

Herzeleid

Herzeleid

1st。
ジャケットからして、6尺兄貴たちが「オッス!オッス!」ですが、中身もそうですw。このアルバムはジャンル的にはインダストリアル・メタルに属すると思うんですが、自分が聴いた限りでは「テクノロジーを使ったハードロック」ってな感じでボディに属すると思います。性急なボディ・ビートの上を鋭角ギター&デジタルリフが絡みつつ疾走し、いかついドイツ語で吼えるという兄貴たちの汗、筋肉、咆哮が目一杯つまったアルバム。濃度が濃くて、まるで一週間ぶりに射精した男子中学生の精子のような感じ。あと勢い一発でNitzer Ebbの1stを思い起こさせる。そうこれはメタル側からのボディへの遅ればせながらの返答かもしれない。このアルバムはNitzer Ebbがインダストリアル・メタル化するならばもっとこっち側に振り切れていれば……という願い(妄想)をかなえてくれた。また思う人は思うかもしれないが同郷の同時期のDie Kruppsに近いと考える向きもあるだろうが、Nitzer Ebbのような勢いと稚拙さを恐れない曲の展開は(Die Kruppsには)ない。
とにかく6尺兄貴たちが「オッス!オッス!」で感じまくってます!