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Cut Hands - Black Mamba

Black Mamba

Black Mamba

イギリスのノイズバンドWhitehouseのメンバーことWilliam Bennettのプロジェクトの2nd。
このWhitehouseなるバンドが起こした数々の炎上案件はここでは触れません。だってそれだけを書いてたら、このアルバムまで辿り着かないもの自分の能力では。まぁそれだけ面白いので検索したりノイズ・インダストリアルについて書かれた著作なんかを読んでくださいな。
でこのアルバムなのですが、凄いよ。殆どというかゴルジェ以外に当てはまるジャンルがない。金属的なタムビートまたはトライバル・ビートが全編に亘って鳴り響く。自分は新ele-kingの「ニュー・インダストリアル」特集号でこのカット・ハンズなるアーティストを知った情報弱者ではありますが「ふ〜んそうなンだ。でもノイズ上がりの人でしょう。じゃあ自分には必要のない音だな」と「(Kダブ〜如く)マジ興味ねぇ」と感じていたのだが、TLにどんぶらこ、どんぶらこと流れてきた彼の音を聴いてみますと、その凄さに奪われ、次の瞬間には注文しておりました去年の春。
(そんな熱心に聴いてきたわけでもないし、アルバムや音源も持っていないが)ホワイトハウスから何万光年も離れているが、トライバルでエレクトロニカ的な繊細さを流しながらも、それとは相反する胡散臭さや野蛮で粗暴な雰囲気を強引に挟んでくるのは、数多の炎上案件を乗り越えてきた(とも言えないか……)ノイジシャンにしか作りえない音なのでは?と最近になって様々なノイズ・インダストリアルに関する書物を読んで思っている。
あとこのアルバムから「ゴルジェ」というジャンルに興味を持つ切っ掛けにもなった(TLでゴルジェを作ってた人がカット・ハンズの音源を流してきた)。ゴルジェについては後々エントリを書くので、思い入れはそこで書くけど、彼らがゼヴやSPK等のメタル・ジャンクやノイズ・インダストリアルをダンス音楽として見出す全き新しい切り口で紹介していた点は見逃せないだろう。自分もそこから興味を持ったしねゴルジェに。
お薦め。以上!