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今年良かったアルバムとか

今年も全く音楽雑誌とかと同期しないベスト盤を挙げたい。別にそう意図している訳ではないけど、もう音楽雑誌なるものはネットに移行が完璧になされたのだと思う。自分が挙げているアルバムは全てネットからの情報で購入したものだ。
でも音楽雑誌は今でも刊行されているし、それなりに需要があるのだろう。面白い企画もあるしね。でも老舗のミュージック・マガジンとかアニメ・ソングやアイドル・ポップスを扱いだして、相当苦しいのだろうなと思う。

光のなかに立っていてね *通常仕様

光のなかに立っていてね *通常仕様

ツイッターで某氏に薦められたアルバム。
このバンドのことは全くしらず、この前の作品も聴いてこなかった訳だが、コレは凄いぞ!
フーバーが暴れまわるハードコア・テクノあり、インダストリアル・ロックあり、それでいて哀愁ネオサイケあり。というなにがなんだか解らないカオスに満ちた傑作!買え。
Shurado

Shurado

http://d.hatena.ne.jp/moistly/20140629
25(初回生産限定盤)

25(初回生産限定盤)

TLにスクリティ・ポリティみたいな音。という呟きが流れてきて、試聴したらマジでスクリティ・ポリティだったというオチ。それゆえに某宇野せんせが編集長の某雑誌の評「渋谷系」という言葉に納得がいかなかったが、ピチカート・ファイヴの前身(みたいなものだと思う)ポータブル・ロックを聴いてたらスクリティ・ポリティで、「渋谷系」なるアルバム評も間違っていないかなと思いました。オシっ!
Spectre

Spectre

http://d.hatena.ne.jp/moistly/20140607
& Man Created God

& Man Created God

http://d.hatena.ne.jp/moistly/20140831
MAMA (ママ)

MAMA (ママ)

コレはele-kingのサイトで知った。自分の言いたいことは↓に書いてあるので、多くは語りません。ライブも凄かった。ハーコー!
http://www.ele-king.net/review/album/004032/
Acqua

Acqua

Vasilisk - Acqua
Whirling Dervishes

Whirling Dervishes

Vasilisk - Whirling Dervishes
Mkwaju

Mkwaju

Vasilisk - Mkwaju
ホロコースト (HOLOCAUST) (直輸入盤帯ライナー付国内仕様)

ホロコースト (HOLOCAUST) (直輸入盤帯ライナー付国内仕様)

WHITE HOSPITAL - HOLOCAUST
去年の暮、例のインダス本「INDUSTRIAL MUSIC FOR INDUSTRIAL PEOPLE!!!」のリリース・パーティがドミューンで行われていて、ちょうど自分も視聴してたのだが、ラストのライブアクトとして出てきたのが、このホワイト・ホスピタルの二人。
インダストリアル・ノイズを鳴らしながら、トライバルなパーカッションサウンドが近年のゴルジェとの相関関係を疑わずにはいられなかった。その音楽に衝撃を受けたと同時にディスクユニオンでノイズ/アヴァンギャルドのバイヤーをしていた持田保氏から「ユニオンから再発しますので」という発表にその日は眠れなかった。
で本当に再発されて、今年の初夏辺りに届きました。まとめて。だから支払いが大変なことになってましたwあはは。
いや、しかし、このヴァジリスク、ホワイト・ホスピタル、マジで凄いです。インダストリアルでありながら、どこか民族音楽を思い起こさせる音は圧巻。でもその民族音楽がどこの民族の音楽なのか?というのが判別しかねる音楽。でもこれは自分の知識が不十分らしく、その方面に詳しい向きが説明してくれてるようです。
ホワイト・ホスピタルはSPKなノイズ・インダストリアルにトライバルリズムを取り入れた曲あり、「君が代」風メロディが飛び出してくる曲あり、不気味なダーク・アンビエントありと多彩。
ヴァジリスクはトライバルリズムを前面に推しだした、正に「インダストリアル・トライバル」というジャンルで呼びたい曲が満載。そしてそれは近年の「ゴルジェ」と相似。
ジャケも素晴らしく、音楽と共に1980年代……というかこの人達は本当に存在していたのか?と思わせる程に浮世離れしている。
「ノイズ・インダストリアルって「ガーガー」鳴ってるだけでしょう?」という向き(かつての自分)には是非聴いてもらいたい。
Dark Pool

Dark Pool

ツイッターで某氏が音源を貼っていたのを聴いたのが切っ掛け。またその後に呟いていたらそれとは別の某氏からアーティスト情報を頂いた。その情報が思わぬもので、この黒雨は元デス・コメット・クルーのメンバーから成るユニットだそうで。あとこれまた凄いのがサイバー・パンクの生みの親的作家、ウィリアム・ギブソンとも親交が深かったようで、その手のイベントを仕掛けていた面子らしいです。
アルバムの内容に移ると、最近の「インダストリアル・リバイバル」系の音に近い。ヴァチカン・シャドウとかを思い起こさせる暗〜いビート系のインダストリアル。黒雨って名前の通りの暗さが満載。自分は曇りの日によく聴いてましたね。それはヴァチカン・シャドウもなんだけど。
1

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あのEBMのオリジネイター「Deutsch Amerikanische Freundschaft」のヴォーカルことガビ・デルガドのソロアルバム。
期待を裏切らない「エレクトロニック・ボディ・ミュージック」がココには満載。DAFの来日ライブもこちらの予想を裏切る程に凄かったし、まだまだ現役。てかあの二人、波紋使いか何かなのでしょうか?化物ですね。
We Love You

We Love You

http://d.hatena.ne.jp/moistly/20141130

ウルトラ・ハードコアレーベル「殺害塩化ビニール」からのニューカマー(でも結構キャリアが長い人達らしい)。
インダストリアル・デジタル・パンク、又はハードコア・インダストリアル・パンクとでも呼べば良いのかしれない。時にガバ・キック、ハードコア・ブレイクビーツ、ハンマー的ビートの上を工業的なリフ、デジタル・リフ、メタリックなギターが疾走し、そして同じく叫びも疾走。ハードコアに爽快!
Angels & Devils [帯解説・ボーナストラック2曲収録 / 国内盤] (BRC420)

Angels & Devils [帯解説・ボーナストラック2曲収録 / 国内盤] (BRC420)

ゴッドフレッシュのジャスティンと共にテクノアニマルなるユニットでインダストリアル・ダブ、ダークアンビエント、果ては2000年代前半にも関わらずダブ・ステップを作り上げるという「オーパーツ」具合を披露したケヴィン・マーティンのプロジェクトの4th。
テクノ・アニマル再びなウルトラ暴力に満ちたハードコア・ダブステップ。と書いたけど、前述した通り4枚目で自分はこのアルバム以前は全く聴いていない。なので頓珍漢な書き方であることは間違いないのが、自分にはテクノアニマルの現在という感じがする。ポストテクノアニマル(と自分は呼んでいる)デス・グリップスをフィーチャーした曲はフル噴出したハードコアがさく裂した傑作!
ちなみにデス・グリップスは3rdが凄いことになっているので、興味ある向きは(無料でも落とせる。違法じゃないよ。本人が認めてるから)聴いて貰いたい。
Someday World [輸入盤CD] (WARPCD249)

Someday World [輸入盤CD] (WARPCD249)

UKプログレッシヴ・ハウス唯一の生き残りアンダーワールドのカール・ハイドとロキシー・ミュージックアンビエント創始者のブライアン・イーノのユニット。
聴く前は全然期待してなくて「まぁジ・オーブのなりそこないみたいなアルバムになるだろう」って聴いたら……。いいのですよ凄く。
自分はロキシーとか全く聴いたことが無いが、アンビエント以前のイーノのアルバム「Another Green World」やジョン・ケイルとの「Wrong Way Up」を思い出した。
トランスでもないエレクトロニック・ポップスでもない前述した2枚のアルバムが交差していくポップス。皆買え!
Festival of the Dead

Festival of the Dead

数々の炎上を起こした暴力ノイズ・インダストリアル、ホワイトハウスの創始者ウィリアム・ベネットのプロジェクトの2nd。
前作の延長線上にあるトライバル・ビートの上を祝祭感(というか町内会のお祭り)あるメロディやサンプリング音が盛り上げていく……なんだか近年の「ゴルジェ」にも似た音楽。
メタル・パーカッションなトライバル・ビートに圧巻!1stに引き続き傑作だろう。
Our Time Will Come

Our Time Will Come

http://d.hatena.ne.jp/moistly/20141124
Japanese Electro Punk Brutality

Japanese Electro Punk Brutality

スキニー・パピーのケヴィン・キーが選曲し編集したコンピレーションアルバム。
こんなヤバき人間達がここ日の出国に居たのか!と驚き。久しぶりに殴られた様な気分がした。ジャパノイズとの相関関係も魅せつつ、1980年代後半からのエレクトロニック・ボディ・ミュージック及びインダストリアル・メタル、果てはナードコア・テクノやブレイクコア、ガバをも取り入れた日本独自としか思えない(広義の)「インダストリアル」が満載。
(そのままの意味で)人を食ったような「食人族」(日本公開時に流れた(であろう))ナレーション、時代劇、ドラマ、アニメ、ニュースからのサンプリング音がナードコアや殺害塩化ビニールを思い出した。
もしかしたら、(小室っぽい口調で)今年(から)は日本のインダストリアルが来るかもしれない。