Mussolini Headkick - Themes for Violent Retribution

Themes for Violent Retribution

Themes for Violent Retribution

ベルギーのインダストリアル・ロック/EBMバンドの1st。
3rdの頃のリヴォルティング・コックスにマイ・ライフ・ウィズ・ザ・スリル・キル・カルトが混じったような感じ。といってもエロティックな感じは全然無くて先に挙げたバンドにあるファンキーさを強調したといった風。あとベルギーだということもあって、ニュービートっぽくもある。インダストリアルでロッキンなギター、ファンキーなベースにエレクトロニック・ボディ・ビート……。リヴォルティング・コックス好きマイ・ライフ・ウィズ・ザ・スリル・キル・カルト好きは必聴だ!
しかし、この頃のボディって90年代&2000年代のボディと違ってどこか(Skinny Puppyは除いて)牧歌的なんだよなぁ(ここで紹介したアルバムは1989年発表。上の表記では1991年になってるけど)。90年代に入ると途端にどんよりと暗くなるんだよな。90年代に流行った終末思想と何か関係があるのかしら?