今年良かったCD

Cover Up (Dig)

Cover Up (Dig)

最終作を出したばかりのミニストリーが別名義で出したカバー集。
ローリング・ストーンズやディープ・パープルのカバーをやっているらしいのだが、自分は原曲を知らないのでどれだけ無茶苦茶なことしているのか分かりませんがどの曲も激速インダストリアル・スラッシュで素晴らしかった。
Alternative

Alternative

イギリスのシンセ・ポップアーティストの2nd。
ほんのりとインダストリアル臭を漂わすグラム・エレクトロ・ポップ。耽美なメロディがたまりません。
Civil Disobedience

Civil Disobedience

デンマークのインダストリアル/EBMアーティストの11th。
全ボディ好き必聴。ボディに大切なものは全てこのアルバムに詰まっている。
Into the Night

Into the Night

ジゴロから作品をリリースしているテレンス・フィクスマーとNitzer Ebbのダグラス・マッカーシーによるユニットの2nd。
前作よりメロディアスになった感じ。哀愁シンセ・メロディとボディ・ビート、前作より歌っているダグラスのヴォーカルが素晴らしい。
Beyond

Beyond

アメリカのインダストリアル/フューチャー・ポップユニットの4th。
80年代中期のデペッシュ・モードを思い起こさせるような聴くものを陶酔させるようなシンセ・メロディと渋いギター・サウンドがたまりません。
Suende

Suende

ドイツのインダストリアル・メタルバンドの3rd。
初期ラムシュタインを思い起こさせる男臭漂うインダストリアル・メタルが満載。捨て曲なし。


という訳で、今年はテクノ系の新譜が一枚も無しという2007年よりもっとテクノから遠く離れた2008年。
今年はEBMはもとよりインダストリアル・メタルが自分の中で爆発した年だった。それはミニストリー詩篇69から始まりナイン・インチ・ネイルズを経て、グラビティ・キルズやスタッビング・ウエストワードといったミニストリー以降のインダストリアル・メタルにロック感を混ぜた、所謂ポスト・インダストリアル勢の音楽にたどり着いたのだった(特にスタッビング・ウエストワードは大ヒットだった)。とにかく速くてエレクトロニックな音楽に魅せられた年だった。
さて来年はどんな音楽を聴いているのだろうか。